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matohuって知ってます?

ファッションブランド「matohu」の読み方は「まとう」です。
これには、美意識を持って服を身に着けるという「纏う」という意味と、服を簡単に消費して捨てるのではなく、個人固有の美意識が成長するのを「待とう」という呼びかけという意味を持ちます。この同じ読み方をする「まとふ」に、日本古来の美意識に関する2つの意味・コンセプトを持たせているのです。

「matohu」デザイナーの堀畑裕之氏と関口真希子さんは、それぞれ大学を卒業後文化服装学園で共にファッションの勉強をし、別々のデザイナーズブランドに5年間勤めました。
その後2003年、退社後に共にイギリスに渡り、ロンドンでのコレクションの仕事に携わりました。
そして帰国後の2004年10月、東京の千駄ヶ谷にアトリエをオープンさせます。
「matohu」をスタートさせたのは2005年3月のことです。

matohuは、日本固有の、和風の美意識や価値観を重要視しています。
また、それらをいかに洋服のフォーマットで表現するかを重視しています。
歴史上で、桃山時代の後期から江戸時代初期までの、日本国内の政治的なものが安定し始めた慶長期は、「富国祭礼」という豊かな文化が生まれました。
この約20年間の、自由で斬新な文化の発展に共感し、この「慶長の美」をとことん追求したコレクションを展開し、2010年までその発表を予定しています。

日本の着物にみられる素材の質感や、刺繍や緊迫使いなどの染色技術の伝統を生かしながら、色やライン使いにこだわって新しい解釈を加え、日常としても着ることができるようなデザインでもって、高い評価を得て、見る側に感動を与え続けています。
コレクションの中でも、シルクの白い生地に淡いピンクとグリーンで花をイメージしたデザインをプリントしたスタンドカラーのワンピースや、オレンジ色のぼかし柄のブラウスなど、matohu独特な夢幻のイメージがあるものが登場しました。これらの色使いは、慶長時代に発展した「辻が花染め」を連想させるものなのです。
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